株式会社InfoDeliver（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長 尚 捷）は、株式会社ニッセン（本社：京都府京都市、代表取締役社長 佐村 信哉）から、ニッセンの札幌コミュニケーションサービスセンターを譲り受けて運営を引き継ぐことに合意し、InfoDeliver札幌センター（北海道札幌市中央区）として、9月1日より業務開始いたします。

これにより、InfoDeliverは、これまで中国・大連センターや、国内の各センターで提供してきました金融機関等の業務処理の受託に加えて、電話による問合せや受注などのコールセンター業務も含んだ統合的なBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービスの提供が可能になり、お客様企業向けに各センターが分担連携して一連の業務を実現するクラウド型BPOサービスを強化いたします。

運営を引き継ぐ札幌センターは、インターネット・カタログ通信販売の大手のニッセンにおいて、30年間以上に亘る高品質なコールセンター業務の運営実績があり、これまで培ってきたテレマーケティングのノウハウと豊富な人材を擁しております。

InfoDeliverは、日本国内企業向けの業務処理の受託で、国内大手企業120社超での受託実績があり、1,500人超のオペレータでの大規模な日本語での業務処理能力を有する中国・大連センターと、首都圏や関西のInfoDeliverの国内各センターの業務連携により、保険会社などの金融機関の事務処理や、受注・人事・経理等のバックオフィス業務を中心に幅広い業務のBPOサービスを提供して参りました。

このたび、InfoDeliverのBPOセンターの一拠点として、札幌センターが加わることにより、これまで、中国からではサービス提供が難しかった電話による問合せなどのコール業務も提供可能になります。例えば、札幌センターで電話を受けて、中国・大連センターで後続の事務処理に連携することで、一連の業務をワンストップで受託できるようになり、お客様企業からの業務全体での委託ニーズに対して、最適地での分担連携体制でお応えできるようになります。また、中国のセンターやお客様企業の事務センターの災害時のバックアップセンターとして、BCP（業務継続計画）対策の強化にも活用いたします。

InfoDeliverでは、札幌センターを日本国内での戦略的なオペレーション拠点として位置づけ、コール業務以外のBPO業務の運営も順次拡大しながら、札幌地域での豊富な人材を活かし、BPOや業務改革を担う人材の採用・育成拠点としても活用していきます。このため、InfoDeliverは、今後、国内でのBPOのオペレーション子会社における本社機能も札幌センターに移転することを予定しております。

また、将来は、InfoDeliverの中国ビジネス開発事業においても、中国企業向けに、日本国内企業との連携や経営者の交流を支援する拠点としても、札幌センターを中心とした展開を計画しております。

札幌センターは、ニッセン向けのコールセンター業務などを受託して、当初、130席規模での運用を開始し、2年後に500席規模への拡大を目指します。

【本リリースに関する問合せ先】
株式会社InfoDeliver 経営企画部 伊藤
TEL:03-5405-7996 FAX:03-5405-7997 E-mail:info@infodeliver.com